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ZANINI with A&S – Portrait 04

〈ZANINI〉のデザイナーであるマルコ・ザニーニ(Marco Zanini)と、A&Sとのコラボレートコレクションの新作が届きました。今回は新たな試みも。様々な生業を持つ人にこのコレクションを着てもらい、縁のある場所で撮影した写真表現です。「ファッションは視覚的なもの。だからこそ、写真とは相性が良く、そのマリアージュによってひとつの表現となる」そう語るザニーニ。このアイディアは、昨年の秋に京都を訪れた彼が、ひとりの花屋さんと出会ったことで生まれました。

ZA Relax Double Breasted Over Coat / ZA Oversized Shirt / ZA Two Tucks Wide Trousers

Detail
Coat

MATERIAL: 70% wool, 30% linen (Wool linen herringbone tweed)

SIZE: 1, 2, 3

COLOR: Dark top gray

PRICE: ¥279,400 (¥254,000 excl. tax)

Shirt

MATERIAL: 100% cotton (Sea island cotton broad)

SIZE: 1, 2

COLOR: Off white (PHOTO), black

PRICE: ¥88,000 (¥80,000 excl. tax)

Pants

MATERIAL: 95% wool, 5% vicuna (Special fine wool vicuna flannel)

SIZE: 1, 2, 3

COLOR: Charcoal top gray (PHOTO), olive brown

PRICE: ¥135,300 (¥123,000 excl. tax)

※その他、本人私物

  • Q1: ご自身の肩書きを教えてください。

    • Ans.

      Le cabaret 店主。

  • Q2: なぜ、その生業に?どんな考えがあって選択し、今に至るのかを教えてください。

    • Ans.

      飲食店をしていると「なぜ店を始めたのか」を聞かれることが時々ありますが、いつも良い答えがなくて困ってしまいます。ただ、小学生の頃将来の夢は「タバコ屋さん」と書いたことを覚えています。通学途中にあった近所のタバコ屋のおばあさんの、社会の仕組みから独立し、1人ですべてを取り仕切っている姿に子供心に憧れていたんだと思います。今私がやっていることは、その延長線上のことなのかもしれません。

  • Q3: いまの生業の前は?

    • Ans.

      短大を卒業した後に出版社のアルバイトを始めて、その縁でファッションのスタイリストという仕事に出合いました。20代の終わりにフランスに1年ほど滞在し、帰国後は食関係のさまざまな仕事をした後、カフェの立ち上げに参加することになり、初めて飲食店の営業や経営について学びました。その店を退職後に独立し、いまのLe cabaretを始めました。

  • Q4: ご自身にとって「服を着る」こととは?

    • Ans.

      Le cabaretは狭いお店ですので、寒くなり皆さんがコートを着る季節になると、ほぼ全員のコートをお預かりします。面白いことに、同じコートが複数あることは稀でした。毎日預かる何十着ものコートは、大きさ、重さ、風合いなど様々でした。何気なく手に取って購入し、袖を通して着ているものがその人そのものになっていくこと。服ってそういうものかなと思います。

Photos by Taro Hirano