r a s a i for A&S – 2025SS Collection

新作コレクションでは、肌に心地よい定番のコットン・マルマルを用いたウエアが揃います。“マルマル”（Mulmul）は、インドで最も熟練した織工によって織られる伝統的な綿生地で、極薄で柔らかく、通気性に優れた生地です。今シーズンは、二枚仕立てのトップスや羽織のほか、ハンドロールの技法が施された新型のシャツも登場。真夏にぴったりの軽やかなウエアをご覧いただきます。また、A&S材木座限定で、バンダナ、ナップサック、ショールといった衣類小物もご紹介予定です。

A&Sの公式Instagramにて、新作コレクションによるコーディネートをご紹介しております。

“r a s a i は、素材そのものの魅力を引き出すものづくりの姿勢を貫き、過剰な意匠を控え、シンプルな型を通して素材の表情や肌触りの魅力を探求しています。
肌に心地よい定番のコットンマルマルや、極薄の手織りジャムダニカディ。その羽のような軽さと、透き通るような素材感を最大限に生かすため、縁を手作業によるハンドロールで仕上げています。
ハンドロールとは、生地の端を手で細く巻き込みながら、ひと針ひと針、丁寧に縫い留めていく繊細な仕立ての技法です。繊細な素材に負担をかけることなく、ミシンでは生み出せない柔らかで自然な丸みが生まれ、素材のもつ軽やかさと透明感がいっそう引き立ちます。”

― Asami Nagashima Sarabhai

1996年にインドに設立されたasiam studioは、ソフトファーニシングや服飾製品のデザイン、染色から縫製まで、全ての生産過程を一貫して行う会社として主に欧州の老舗ブランドとのコラボレーション活動を展開。2021年より多様な活動に専念するため創立者デザイナーが新しく立ち上げた別会社asiam studio livingが運営している。インドの冬に重宝される、美しく心地良い肌触りの手縫いのベッドキルト〈ラザイ〉。その普遍的な魅力や裏使い等を意識した仕上げ、年齢や性別、サイズにとらわれることのない自由な可能性を発想の軸に、使い手の暮らしを潤すものづくりを目指し活動している。A&Sではファーストコレクションから紹介しており、別注企画も展開。