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「みたて・本田」

京都に店を構える花屋「みたて」と岐阜にて骨董、工芸品や古民具を扱う「本田」。4月28日(金)から5月7日(日)かけて、A&Sの多目的スペースであるWHITE BOXにて、2人展を開催いたします。

Event details

最初の2日間はみたて・本田両店主の在店を予定しており、その期間、山野草の苗も販売いたします。

 

枠にとらわれず、自身の審美眼に基づき活動する彼らが織りなす本企画展です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

MESSAGE

“あるものを他のものになぞらえることで、そのものの新しい価値を見いだす表現方法を「見立て」といいます。みたてでは、そのような感覚を大切にしながら、植物で表現できる新しい視点を探ってきました。

この度、みたて10周年の節目を迎える年に、東京・南青山のA&Sが運営する WHITE BOXにて、岐阜のArt and Antiques gallery「本田」と展示をする運びとなりました。
今展では、「本田」の眼識によって選り取られた花のためのうつわに季節の山野草を植え込んだ“寄せ植え”を多数ご用意いたします。

古い器物が伝える豊かな風土と、一輪の花が纏う野山の空気とが響き合う景色をご覧いただければ幸いです。

そのほか、道具や花器、山野草の苗などもお持ちする予定です。風薫る若葉の美しい季節、皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。”

 

― みたて

PROFILE

2013年4月、京都市北区紫竹に開店。日本の暦にあわせた季節の山野草を用い、しみじみとした奥ゆかしさを持ついけこみや花の木箱などを手がける。ものを本来あるべき姿ではなく別のものに見立てる表現方法、その日本独自の美意識を植物で表現している。

MESSAGE

“西洋工芸や東西の古民具から選んだ花の器として扱えるものへ、花屋みたての手によって、季節の草木が添えられます。

今展では、ヨーロッパの白釉陶器に古代ガラス、国内及びオリエントの土器や中世古窯の壺など、ホワイトボックスの空間と調和するような器物を主に集めました。

花が引き立てる不完全さの古器のみならず、今回は技巧的な作品、或いは個体で完成した華やかなものを多数選択したのは、職人の卓越した技術の現代工芸を扱われるA&Sという場所との取り合わせを意識してのことです。

そして、それらは可憐な山野草とどのように共鳴するのでしょうか。二年前に京都みたてで催した会とは異なる、まだ見ぬ風景となることを願っています。”

 

― 本田

PROFILE

2010年「本田」開業。岐阜市にある戦前の擬洋風建築にて店舗を構え、時代や産地、分野を問わず国内外の骨董や工芸品、古民具を取り扱う。

EVENT DETAILS

TITLE

「みたて・本田」

DATE

2023年4月28日(金) – 5月7日(日) / 11:00 – 19:00
みたて・本田 店主在店: 4月28日(金)、29日(土)

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WHITE BOX