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伊藤環 「Vessels / Flowers & Foods」

7月7日(金)から7月17日(月)にかけて、岡山で作陶をおこなう陶芸家・伊藤環の個展を京都・HIN / Arts & Science, Nijodori Kyotoにて開催します。A&Sでは初となる伊藤環の展示です。

Event details

MESSAGE

“今展では、2021年のDOWN THE STAIRSリニューアルオープンに合わせてお作りした器と、そこからバリエーションを広げた洋食器を中心に、須恵器から発想した花入れを様々にデザイン展開致します。
ご高覧頂けましたら幸いです。” ― 伊藤環

同型の器と20年以上向き合い、求めるかたちを探り続けているという陶芸家・伊藤環。無駄のないかたちと使いやすさからなる彼の器は、一つの線を見つけるまでの数え切れない失敗と選択、その集積の末に手がけられています。

伊藤環とA&Sの出会いは、2015年に開催されたNoma at Mandarin Oriental Tokyoで、器のコーディネートを担ったオーナーのソニア パークが器を依頼したことがきっかけでした。そして、DOWN THE STAIRSのリニューアルオープンの際にも、ランチで提供するスープやサラダ、ディナーメニューのためのお皿やボウルも手がけていただきました。今展に並ぶ洋食器は、これまで特別に手がけていただいた品々を軸に、サイズやバリエーションを広げて制作されています。あわせて、古代の須恵器の再解釈から制作された花器もご覧いただけます。

古くから伝わる陶芸の魅力を抽出し、制作と向き合い手掛けられた、現代の暮らしに合う器が集います。ぜひ、お運びください。

PROFILE

陶芸家。1971年生まれ。大阪芸術大学卒業後、京都にて山田光に師事。滋賀県は信楽にて各国の若手作家と競作の後、郷里である福岡の秋月へ戻り、父である橘日東士氏と共に作陶の後、2006年神奈川県三浦市三浦にて開窯。2012年岡山県岡山市に移住し、日々、制作活動に励んでいる。A&Sが考える食の表現を行うDOWN THE STAIRSで使う食器も手がけている。

EVENT DETAILS

TITLE

伊藤環 「Vessels / Flowers & Foods」

DATE

2023年7月7日 (金) – 7月17日 (月・祝) / 11:00 – 19:00
作家在店:7月7日 (金)
火曜定休