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r a s a i 「カディとカンサ ― ひとつの気配」

7月10日(金)よりARTS&SCIENCE材木座にて、〈r a s a i〉による展示販売会「カディとカンサ ― ひとつの気配」を開催いたします。湘南育ちのデザイナーにとって馴染み深い材木座を会場に、7月18日(土)には本人も在店し、コレクションやインドのものづくりについて直接お話を伺える機会を設けます。

Event details

インドを拠点に、素材そのものの魅力を引き出すものづくりを続ける〈r a s a i〉。A&S材木座では、インドの手仕事から生まれるカディ布とカンサの器を軸に、同ブランドの世界観をご紹介いたします。

 

また、A&Sのために制作された2026SSコレクションの新作は、材木座を含むA&S各店でも展開いたします。ぜひ、お手にとってご覧ください。

MESSAGE

カディとカンサ − ひとつの気配

“布と金属。
カディ布の柔らかな手触りと、カンサの確かな手応え。
光や音の響きを吸い込むものと、返すもの。
ともに自然の恵みと人の手から生まれ、裏表のないあり方を感じさせます。
異なる姿でありながら、そこには静かなひとつの気配が宿っています。

 

カンサ
カンサは、銅と錫からなるインドの伝統的な合金です。
古くから器や祭具として用いられ、今もなお世代を超えて受け継がれ、人々の暮らしの中に息づいています。
火で熱し、槌で打ち、また熱しては打つ。
忍耐と力を要する工程を重ねながら、一つひとつ職人の手によって形づくられています。
今回は、そんなカンサ製のタリ(皿)をご紹介します。

 

カディ
カディは、手で紡がれた糸を手織りした布です。
かつては暮らしの中にある当たり前の布として、それぞれの土地の風土や日々の営みを映してきました。
インドの独立運動とも深く結びつき、その後も時代とともに姿を変えながら受け継がれています。
糸を紡ぎ、織ってはまた織る。
幾重もの工程を経て、一つひとつ生み出されるカディ。
その表情に残る人の手の動きも、また魅力のひとつです。

 

素材主導のものづくりを続けるr a s a iは、今季も定番素材であるマルマルコットン布を軸に、軽やかな空気感を重ねました。涼しげで透明感のあるみずみずしい色彩と、それを静かに受け止めるマットな色が、日本の夏に寄り添います。

 

マルマルコットン布は、染色の際に何枚も重ねなければ色の確認ができないほど薄い素材です。この夏も、空気を纏うような着心地を追求した「haori」シリーズ、重ねた色目の美意識と響き合う「kasane」シリーズ、そして視覚的な楽しさと生地の強度を両立する独自の技法でつくられた、rasaiにおける哲学の原点でもあるリバーシブルミシン刺し子「sashiko」シリーズを展開しています。インドの伝統技法であり通気性をもたらす透かし縫いや、ロール手縫いによる繊細な仕上げなども取り入れ、チェック柄カーディ布素材も夏の定番となりました。

 

今年もまた、繋がる記憶を大切にしながら、自由で軽やかな夏を思い描きます。”

 

- r a s a i

PROFILE

〈r a s a i〉は、インドで冬の季節に大切に受け継がれてきた、柔らかな手縫いのキルトに宿る普遍的な魅力に思いを馳せる、衣服とホームアイテムのブランド。素材を起点としたものづくりを特徴とし、リバーシブルで使われることも多いキルトの特性や、年齢・サイズ・性別・文化にとらわれることのない自由な可能性を大切にしている。そして、時を重ねるごとに暮らしに馴染んでいくものづくりを目指している。A&Sでは、さまざまなアイテムを季節を問わず展開している。

EVENT DETAILS

TITLE

r a s a i 「カディとカンサ ― ひとつの気配」

DATE

2026年7月10日(金) — 8月31日(月)/ 11:00 – 19:00
デザイナー在店: 7月18日(土)
火・水曜定休