残革による縄文編みバッグ
ARTS&SCIENCEでは、ものづくりの過程で生まれる残布や残革を、別のかたちへと活かす試みを続けています。残革を用い、日本古来の袋のかたちをルーツに持つ〈縄文編み〉のバッグもそのひとつです。今シーズンは、これまで以上に幅広い素材とカラー展開をお楽しみいただけます。
きっかけは、縄文編みの技法に出会ったことでした。縄文時代から続くとされる編みの構造や、敷物や運搬具など多様な道具を生み出してきた技法の背景に惹かれ、「バッグや小物の残革を用いて編んだら、どのようなものが生まれるだろう」という発想からこの企画が始まりました。
まず残革を均一な厚みに漉き、床面にフノリを用いた処理を施します。その後、革の部位ごとの厚みや染めの差を見極めながら、革同士を自然につなぎ合わせていきます。こうした細やかな調整を経て、縄文編みに必要な2mm幅ほどの極細の革紐へ加工。安定した細幅への裁断や自然な接ぎ合わせには高い技術が求められます。今回、長年経験を積んだ職人たちが携わってくださったことで、このものづくりが実現しました。
A&Sのバッグには、縄文編みの技法のひとつである「もじり編み」が用いられています。編み目が崩れにくく、丈夫で通気性の良い構造が特徴です。さらに、三つ編みにした革紐で編み上げられています。他ではあまり見られないこの構造には、「より美しい編み目を生み出したい」という編み手の想いが込められています。
バッグ本体に加え、華奢な丸持ち手の加工や縫製も、それぞれ異なる職人やスタッフの手仕事によって仕上げられています。革の下準備、紐加工、縄文編み、持ち手の加工、最終の縫製まで、複数の技術者の連携によって完成しました。
本来であれば使い道を失っていた素材と、日本に古くから受け継がれてきた技術。その出会いから生まれた、A&Sならではのバッグです。6月26日(金)より各店にてご紹介します。
Thin Handle Tote
- MATERIAL
S: Cow leather, Sheep leather
L: Cow leather- SIZE
S: W30cm × H32cm, Handle 29cm
L: W41cm × H39cm, Handle 34cm
*個体差があります- COLOR
S: Camel (PHOTO), Pale pink, Gray, Old rose pink, Lime, Navy, Black, Dark brown, Silver
L: Camel, Black, Dark gray, Dark brown- PRICE
S: ¥125,400 (¥114,000 excl. tax) ~ ¥132,000 (¥120,000 excl. tax)
L: ¥190,300 (¥173,000 excl. tax) ~ ¥198,000 (¥180,000 excl. tax)
*素材により異なります- STORES
- DELIVERY
2026年6月26日
詳細は取扱店舗、もしくはコンタクトフォームよりお問い合わせください。