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The Ouze

&SHOP(青山、京都)にて、イギリスのジュエリーブランド「The Ouze(ウーズ)」のお取り扱いが始まりました。ひとつひとつがユニークで、伝統を守りつつも革新性に富んだモダンなジュエリーです。

About

The Ouze は、何世代にもわたって受け継がれるアンティークジュエリーからインスピレーションを受けた、伝統と工芸の概念を再定義する現代的なジュエリーブランドです。完璧ではない古色蒼然(こしょくそうぜん)としたジュエリーの佇まいを称える視点は、刻印、エッチング、手彫りといった手仕事を通してより強く表現されています。また、製作の過程で人の手の痕跡がジュエリーに残ることがありますが、それは身につける人にジュエリーが親密に繋がり、そのジュエリーの物語をその人なりに紡ぐよう誘います。

The River Ouse(ウーズ川)からその名を取ったThe Ouzeは、実験的なデザインの水の流れを称え、自然との調和を図りながら、リサイクル貴金属のみを使用し、ゆっくりと時間をかけて生産することを原則としています。ウーズ川は、創業者トビー・ヴァーノンの故郷であるイースト サセックス州にあるルイスを流れる川です。ルイスは焚き火祭りの都市として世界的に知られていますが、伝統的なイベント「Bonfire Night(焚き火の夜)」には、もともとアナーキーと革命という歴史的背景があります。The Ouzeはこの反逆の精神に敬意を表し、イギリスのファイン・ジュエリーの伝統を守りつつ、ルールを壊しながらものづくりを行っています。

Photography by Toby Lamborn

2025SS Collection

2025年春夏のコレクションは、ブランドのコア・バリューを大胆に進化させ、原石とカット・ストーンを融合させたものになりました。古代と現代のテクニックを印象的に並置することで、それぞれの特徴が見事に表現されています。過去の豊かなタペストリーからインスピレーションを得た“レリック・シグネット”は、このテーマをまさに体現していているといえるでしょう。“レリック・シグネット”は、ビクトリア時代のブローチを丹念に解体し、シグネット・リングとして生まれ変わらせたもので、時の砂から発掘された宝飾品のような魅力を思い起こさせます。歴史とコンテンポラリーなデザインが魅惑的に融合したこの作品は、コレクションのエッセンスを凝縮しており、身につける人に古の美と革新のスピリットを語りかけてくるでしょう。

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PROFILE

2021年、創業者トビー・ヴァーノンがブランドを設立。トビーはウェストミンスター大学でファッションデザインを学び、そこでニッチなデザインの手法と美学を修得、それがジュエラーとしての彼の作品に影響を与えている。ジュエリーデザインを試たのはロックダウン中の2020年。彼は創作の自由を楽しみ、従来の枠にとらわれないデザインに挑戦できることにすぐに気づき、それ以降ジュエリー制作のいわゆる伝統的なトレーニングを受けずに独学で創り続けている。