コークス炉で真っ赤になるまで熱した鉄を、人力で繰り返し叩き、鍛えることで暮らしの道具を生み出す成田理俊。いずれの道具も、丹念に叩かれることで生じる線の細い鉄ならではのテクスチャーと、無駄のないフォルムを持ち合わせています。
本展では、A&Sの依頼によって制作された茶入や茶匙、コーヒメジャー、そして代表作ともいえる直火調理器具が集います。作家のもの作りを余すことなくご覧いただけるよう、多種多様な道具を揃える予定です。ぜひ、お運びください。
- 12月15日(金)は完全予約制となります。ご予約の受付は終了しました。
- ご予約は抽選となります。
- ご予約を希望される方は、予約申込みフォームより、注意事項をご確認の上、期間内にご応募ください。
PROFILE
1969年北海道函館市生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒。同大学院中退後、平面作品の制作を続ける。その後、職業訓練校で溶接を学び鉄工所勤務。その傍ら、自ら工房も構え鉄の作品の制作を始める。2005年群馬県みなかみ町にて独立、以降個展を中心に活動。