Makers
各店で取り扱いのあるセレクトブランドや、
作家物などの作り手をご紹介。
* シーズンにより展開がない場合もございます。
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1910年創業。ドイツのカトラリーメーカー。一枚のステンレス板から鍛造し、研磨、仕上げまでの全ての工程を手作業で行っている。柄には、オリーブやエボニーなどの木材を使用。一点一点異なる木目の表情も、使い込む程に味わい深さが増していく。ベーシックなデザインと確かなクオリティは、何代にも渡り使い続けたくなる、品質と伝統が感じられる逸品。
Craft & Artisan
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ニューヨーク、ブルックリンを拠点とするカナダ出身のデザイナー。彼女の作品は絵画、ジュエリー、彫刻、レザーワークと多岐に渡り、生地や原材料への独自のフォーカスによって職人的でジェンダーレスな限られたコレクションを生み出してきた。彫刻のような作品の数々は彼女の実験的な試みを表現している。
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イタリアのブランド。デザイナーのエセル ロットは、ファッションデザインを学んだ後、IUAV Venice大学で教鞭を執りながらデザインのテクニックや文化的側面などの専門知識を深めた。老舗テキスタイルメーカー・Lanificio Paoletti社による良質な生地を用い、全アイテムをハンドメイドで製作している。着る人の美学に寄り添う、テーラリングを重視したデザインを生み出している。
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ウィンザー公爵夫人やジャクリーン・ケネディ、グレース公妃といった世界のトップレディたちが顧客に名を連ねていた、フランスのヘアアーティスト・アレクサンドルが立ち上げたヘアアクセサリーブランド。フランスの職人が持つクラフツマンシップと創造性を尊重しながら丁寧で完成度の高いものづくりを行う。創業当時から樹脂製品はフランス東部ジュラ地方にあるアトリエで生産を行うなど、ブランドの伝統を大切に守り続けている。
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1992年、JUNKO JINUSHI とKYOKO KATOにより設立。スタイリングやコーディネイトをより輝かせるための前菜“ANTIPAST”のような存在でありたいと名付けられた同ブランドは素材や織りなどにこだわったオリジナリティのあるソックスや小物を提案している。
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竹工作家。長野県木曽郡にある材木産業が盛んな上松町に工房を構え、山での竹伐りからヒゴ作り、草木による染めなども含めすべて自身で行う。道具として使えるものを、さらに美術的に高めていきたいという思いのもと、じっくりと材と向き合い、網代編みや鎧挿しといった伝統的かつ高度な技法を用いて制作活動を行なっている。2019年よりA&Sで取り扱いを開始。内布にA&Sの生地を用いた籠のバッグも。
Craft & Artisan
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陶芸家。1959 年生まれ。ソウル国立大学修士課程を修了。韓国現代白磁の第一人者として、チュンナン大学芸術学部の教授を務める。アンソンにアトリエ兼自宅を構え、畑を耕し、鶏を飼う、ほぼ自給自足の生活を営む。日々の生活の中で、使い手が楽しむことをコンセプトに、李朝白磁の手法を基盤とし、シンプルな白磁の器を手掛けている。料理を楽しむ心が強く反映される彼の器は、使うごとに魅力が増していく。A&Sでは2012年より取り扱いを開始。
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ブラシ職人石川和男が理想の洋服ブラシを求め、素材から製法に至るまで、徹底的に研究し、誕生させた洋服ブラシと靴ブラシを扱うメーカー。柔らかな感触と腰の強さを兼ね備える馬の「尾脇毛」を使用したブラシは、そのクオリティと生地に与える効果から、究極のブラシと評される。デパートやメンズラインを中心としたハイブランドのショップでも展開されている。
Official
Craft & Artisan
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大学の建築学科で同級生であった、一級建築士の吉田隆人と家具職人の山中清雄が主宰する設計室と家具工房が一体となったユニット。2014年に京都にて設立。吉田はレミングハウスに勤務し中村好文に師事。ikken設立の前年に、京都の家具職人の大西仁に出会い多くの仕事を共にする。主に家具のデザインは吉田が担い、キッチンなどの造作家具の製作を山中が、椅子やテーブルなどの置き家具を大西が製作を担当する。ikken・吉田がA&Sのために考案し、話し合いながら製作された家具も。
Craft & Artisan
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1971年生まれ。大阪芸術大学卒業後、京都にて山田光氏に指示。滋賀・信楽にて各国の若手作家と競作の後、郷里である福岡・秋月へ戻り、父である橘日答東士氏と共に作陶。2006年神奈川県三浦市三浦に開窯。2012年岡山県岡山市に移住。
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木工作家、井藤昌志による工芸ブランド。「木」という素材と向き合い、妥協のないものづくりを通して、世紀を超えて長く愛される製品を追求している。長野県松本市に工房を構え、衣食住のものを集めたカフェ・ショップ・ギャラリーの「ラボラトリオ」も運営している。
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イギリスのコッツウォルズで、ダイアモンドを中心に独創的なジュエリーを展開しているウィリアム ウェルステッド。ときにインクルージョン(内包物)すらデザインに取り入れ、原石の個性を最大限に引き出すことに重きを置いたクリエーションを続けている。
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1997年、スウェーデンのストックホルムに生まれ、スイスのローザンヌで育つ。哲学者、作家、詩人、具象画家、洋服職人であり、その作品は後期ストア哲学を基盤としているが、さらに宮廷的な離隔の形式へと洗練され、実存的な美学体系の創造へと向かっている。エコール・ド・ラ・シャンブル・シンジカル・ド・ラ・クチュール・パリジェンヌで学び、2022年にセントラル・セント・マーチンズを卒業、美術学士号を取得。2022年に来日し、日本で制作活動を行う。
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ドイツ人デザイナー・Anne Schramm (アンネ スカラム) によるニットアクセサリーブランド。彼女を中心に近親者のみによってオールハンドメイドで全てのアイテムが製作されている。
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種子島で37代にわたり伝承されてきた鍛治の技術を習得し、受け継いだ職人・梅木昌二によって種子鋏や種子包丁の生産を行う。古くより良質の砂鉄が取れる種子島には鍛工技術の優れた職人が多く住んでいたが、現在では伝統的なつけ鋼製法(鍛接)で1本1本手作りの鋏を製作するのは梅木本種子鋏製作所のみとなっている。
Craft & Artisan
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1967年にワシントン大学を卒業後、木工家としてのキャリアをスタートさせ現在に至る。素材として使用する、バーズアイメープルやアメリカンチェリーは主に北米産の貴重な厳選された木材のみを使用し、その木目を生かした流れるような美しいフォルムの作品は、アメリカ、ウィスコンシンの自然に囲まれた彼の工房で1点1点、丁寧にハンドメイドで製作されている。
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1965年ドイツ・ミュンへン出身。高校卒業後家具職人となる。その後独学でウッドターニングを学び、後にドイツのヒルデスハイムデザイン専門学校に入学しマイスターを修得。様々な理由で倒木となった木をあえて素材に用い、形成し、乾燥が進んだ時に生まれるシェイプの変化を生かす作風は、素材への深い知識と理解、熟練した技術があればこそ。ヴィクトリア&アルバート博物館、ダナー財団などに作品が収蔵されている。2010年よりA&Sで取り扱いを開始。2017年に〈ロエベ クラフト プライズ〉受賞。数年に一度A&Sで企画展を開催している。
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デザイナー南雲詩乃による帽子ブランド。幼少期をドイツで過ごし、女子美術短期大学服飾デザイン科を卒業後、文化服装学院で帽子を専攻。オートクチュールのアトリエにてオーダーメイドや一点物の製作に携わった後、自身のブランドを設立。「classic and new harmony」をコンセプトにメイドインジャパンにこだわった商品づくりをしている。
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小代正と小代美穂が、角物師である寒竹唯善に角物を学び、2008年にスタート。日本一の真竹の生産量を誇り、良質な竹が採れる大分県で活動をしている。角物とは四角形で、胴、蓋、手と別々に組む方法で、火曲げという特殊技法を用いて作られたもの。角物以外にも、真竹を使った暮らしの道具も製作。実店舗は持っておらず、展示会などを中心に販売している。
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1875年創業。日本最古の歴史を持つ京都にある茶筒の老舗店。一貫した手作業で、初代からの手法を守り続ける。鑵本来の渋い美しさがたのしめる茶筒は時を経るごとに美しさが増す。また開化堂の茶筒の特徴である自ずと蓋が閉まっていく精密さは、手仕事ならでは。
Official
Craft & Artisan
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金工師。1982年熊本生まれ。2005年長谷川竹次郎に師事し、茶道具をはじめとする金工の仕事を学ぶ。2008年に独立。繊細な細工が施された作品からは、手仕事の丁寧さと凛とした強さが感じられる。純銀や真鍮を素材に用いた器やカトラリー、オブジェなど、様々な国の古いものからインスピレーションを得て制作を行っている。
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嘉戸浩。Academy of Art University San Francisco グラフィックデザイン科卒業。卒業後ニューヨークへ渡り、フリーランスデザイナーとして活動。帰国後、唐紙の老舗工房に入る。2009年独立、同年9月ショップ兼工房「かみ添」を京都・西陣にオープン。依頼主のリクエストや用途に合わせて、余白や文様の再現性などを編集し唐紙に仕上げている。
Craft & Artisan
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様々な事柄から伝わる時代の空気感を独自の視点とバランス感覚で取り入れ、トータルコーディネイトで生きるデザインを強く意識した帽子ブランド。職人の丁寧な手作業で生み出される一つ一つの商品は、高品質かつ独自の製法による柔らかさにより機能性に優れており、シンプルな装いの中にも存在感がある。
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1978年に前身となる地域密着型の町工場・木多溶接工業が創業。2009年にKITAWORKSに改名し、熔接の技術を生かし、鉄・ステンレス・銅・真鍮など金属を取り入れた家具の製作に取り組む。空間に合わせたテーブルやチェスト、テーブルの高さに合わせて作る椅子など、等身大の心地良い暮らしの中で必要とされる家具を製作している。店舗の家具(什器)等のデザイン・製作も行う。
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デザイナー・ギャレス ケイシーによるフランスのブランド。全てのアイテムは染色や加工に独自のテクニックが駆使され、パリのアトリエでひとつひとつ丁寧に仕上げられる。もともと愛着を持って着こまれたかのような佇まいは、このブランドならではの空気感やヴィンテージ感を持つ。
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国内生産の傘作りを行うブランド。金属部分は真鍮のパーツ、ハンドルは樫、傘地はジャガード織りの生地が用いられ、1本1本手作業で丁寧に組み立てられる。クラッシックかつ無駄のない美しいフォルムと機能美を持ち合わせた傘を展開している。
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イタリア北部の職人の手により作られるピューター製品を取扱うブランド。COSI TABELLINI社のピューターは鉛を含まず、毎日安心して使うことができる。高品質のスズを95%使用し、しっかりとした重みとゆっくりとした風合いの変化を楽しめる。
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1979年熊本県生まれ。富山ガラス造形研究所卒業。2005年より制作を始め個展を中心に作品を発表。現在は岐阜県に工房を構える。HINアーツ&サイエンス二条通京都、アーツ&サイエンス福岡に配されたロンデルガラスの制作を手掛けている。
Craft & Artisan
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コンラッド・フーバーは、ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインを卒業後、故アルベール・エルバスの指導の下、ジェフリー・ビーン・アトリエでインターンとしてキャリアを積む。その後、ヴォルフガング・ヨープのアシスタントとして働いた後、ソニア・ボグナーでラグジュアリーラインの責任者を務める。独立後に心と手から作られた小さなコレクションを作るというアイデアでKONRADを始める。
Stores
Fashion
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女性2名による、ドイツを拠点とするファッションアクセサリーのブランド。
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さかいあつし。木工作家。1969年愛知県生まれ。大学を卒業後、会社勤めをするも、ものづくりへの想いが高まり1994年に小木工品の製作を開始。2006年に東京都国立市に「匙屋」をオープンし、現在は岡山県牛窓を活動拠点に。2018年からは瀟木子(ショウボクシ)として新たな試みを行っている。手作業で生まれる木製の匙は、自然の造形を感じつつも実用性を備え、多くのファンを持つ。2018年よりA&Sで取り扱いを開始。
Craft & Artisan
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1971年生まれ。イタリア人の父とスウェーデン人の母を持ち、ミラノで育つ。2009年からROCHASのプレタポルテコレクションの責任者を務め、2013年にSchiaparelliのクリエイティブ・ディレクターに就任。2017年にはSantoniとのコラボレーションを発表するなど、多岐にわたる経歴を持つ。2018年に自身のコレクションブランドとなる〈ZANINI〉を発表。2022年よりZANINI with A&Sの試みをスタート。
Official
Fashion
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シズ オキノとカレン オキノ ブッツバッハ親子が、カリフォルニアを拠点に設立したブランド。日本古来から伝わる籠編みの技法を用い、石に飾り結びを施した作品を製作している。彼女たち自身でデザインから製作まで一貫して行っており、静寂と安らぎが感じられるアイテムを生み出している。
Official
Craft & Artisan
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炭焼き職人、竹細工作家。1978年、高知県生まれ。2001年に地元高知県の旧鏡村に炭窯を構え、炭焼きの傍ら竹を用いた日用品の制作を始める。素朴で温かみのある竹細工は、全て炭窯で燻されているので、独特な色味に仕上がっている。しなやかで強く、奥深い竹の魅力を再発見したいと、日々ものづくりに勤しむ。
Craft & Artisan
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1980年にニューヨークに移住。約20年間、建築業と本のデザイン業に携わりながら、絵画やオブジェの制作を続け、次第にジュエリー制作も行うようになる。様々な石や金銀のプラチナなどの素材を使用しながらも、クラフトの要素が感じられるよう、プリミティヴィズムも備えたデザインが特徴。
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1995年にニットアクセサリーブランドとしてスタート。すべてのアイテムは、デザイナーの故郷であるスコットランドで生産されている。
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ガラス工房。確かな技術と細やかな感覚で、デザインから製作まで全ての行程を一貫して行っている。器、或はガラスとして思い描いた、あらゆるディテールを仕上げるために、あえて工房製作というスタンスで物づくりをしている。至ってシンプルで、物の形や機能、素材感を素直に表した器を展開している。
Craft & Artisan
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1967年生まれ。イギリス人陶芸作家。ロイヤルカレッジオブアーツの陶芸修士課程を終了。ロンドン郊外にワークショップと窯を持ち、制作活動を行う。主な代表作には、釉薬に塩を用いたソルトグレーズ手法を使ったマグカップやジャグなど。
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フランス出身のファッションデザイナー。十数年間、フランスを始めイタリアやアメリカの著名なブランドで経験を積み、1989年にミラノで自身のブランドを設立。経験に裏打ちされた、確かな技術によるドレーピングとテーラーリングに定評がある。
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スウェーデン発のシューズブランド。1950年代に多く存在したスロバキアの軍用トレーニングシューズ工場を再稼働させ、生産している。当時の製造機械と製造工程を用いて作られるシューズは、クラシカルなフォルムとシンプルなデザインが特徴。A&Sでは2014年より継続的にコラボレーションアイテムを展開。
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木漆工芸作家。1982年大阪府和泉市生まれ。大学時代に恩師が携わっていた李朝木工の仕事がきっかけで、工芸に触れる。卒業後、木工芸家・藤嵜一正氏に師事。2012年に塗師・赤木明登氏に師事し、2019年に独立。様々な師や古物から学び、木地から漆塗りまでを自身で一貫して手がけることで生まれる、独自の魅力を備えた作品を製作している。
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京都・岩倉にアトリエを構え、履物のデザイン・製造・販売に至る全てを担い、オーダーメイドの対応や購入後の調整・修理などのアフターケアに至るまで、きめ細かなサービスを提供。全行程が手仕事によって生み出される。履物=和装という固定概念を取り払い、履物という言葉や意味をフラットに捉えている。店主・関塚真司氏は約10年、京都の履物店で修行し、2020年4月に自身のアトリエ兼ギャラリーを京都・岩倉にオープンする。
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1999年に設立されたフランスのブランド。綿密で細やかな手工芸技術を用いた作品は、時間を惜しみなく費やした贅沢な逸品。一つひとつの色が織り成す、世界にただひとつの作品を生み出している。
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1947年、イタリアのマケーリオで創業。第二次世界大戦後、陰鬱な社会を明るくするため、エンリコ デ カルリーニが家族とともに、手吹きガラスのクリスマスオーナメント工房を立ち上げる。毎年ユーモア溢れるモチーフが豊富に揃うコレクションは、現在も創業当時と変わらぬ製法で、職人たちの手作業により一つずつ仕上げられている。
Craft & Artisan
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イタリアのニットブランド。独特の色彩感覚と、厳選された素材によるコレクションを展開している。自身はファッションデザイナーではなく職人である。 そんな彼女の言葉の通り、生み出されたニットからは大量生産品にはないぬくもりを感じることが出来る。
Fashion
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書家、画家、陶芸家。1966年茨城県取手市に生まれる。学習院大学を中退後、独学で書、絵画の制作を開始。1993年千葉県大多喜の山中に工房を構え、薪窯を自身で築き、本格的な陶芸活動を開始。漢籍、仏書、日本古典を糧にした作品は、独自の感性でユニークに表現される。十数匹の家畜と共に半自給自足の生活を営みながら、様々なギャラリーで個展を開催。
Craft & Artisan
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1997年、ミラノコレクションでデビューしたイタリアのブランド。ダニエラ・グレジスのコレクションは、心地よい生地と培ってきた手仕事により生み出される。着る人を際立たせる独創的なデザインとシンプルなフォルム、豊かな色合いも魅力。
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“Cherevichk ot Vichki”とは古いスラブ語、遊び心のある子供の言い方で、「ヴィクトリアの靴」という意味。デザイナー・Victoria Andreieva が自ら手掛けるシューズプランド。1980年代ソ連支配時のリトアニアで過ごした幼少期の思い出を辿り、そのノスタルジアな思いと当時の子供靴をデザインに引用した。使用されているエキゾチックな皮革はアジアから仕入れ、イタリア・トスカーナにて加工されている。生産工程はロンドンにあるVictoriaのアトリエにて行われる。
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ガラス作家、美術家。1964年石川県に生まれる。カリフォルニア美術大学卒業後、金沢卯辰山工芸工房ガラス工房専門員を勤め、1999年にガラス工房「factory zoomer」を設立。ガラス器の新しいスタンダードを目指し、制作に従事している。2005年には「factory zoomer/shop」をオープン。2010年に生活工芸プロジェクトのチーフディレクターを務めるなど、既成のジャンルにこだわらず、独自のスタイルで活動する。
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2001年にアリゾナ在住のサラ シュワルツ ベッセルとイーサン ベッセルが夫婦で立ち上げたデザインスタジオ。常に新たなアイデアや技術を追求しつつ、簡潔でそぎ落とされたシンプルなデザインで、プロダクトから家具やオブジェ、建築まで、様々な分野で活動している。日本の文化や美術にも造詣が深く、「TENNEN」は日本語の「天然」からきている。
Official
Other
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ロンドンを拠点にFaye Toogoodが2008年に設立したブランド。インテリアデザイン、家庭用品、美術、ファッションの世界で幅広い表現を行なっている。Toogoodのファッションコレクションは、Fayeと彼女の妹のErica Toogoodによって2013年に共同設立された。FayeのマテリアルへのこだわりとEricaの大胆なパターンが反映された、あらゆる年齢の男性と女性にとって実用的で構築的な服を生み出している。A&Sでは過去にインスタレーションを行うほか、2020年の企画〈Journey of Dreams〉にも参加。
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1919年に初代陶哉により洛東清水音羽山麓にて創窯。1936年に東京銀座本店、2000年に京都清水売舗をオープン。伝統的な京焼きを基に、京都の雅と東京の粋を取り入れた創作を続けている。日本文化を活かした四季折々の移り変わりを楽しむ形や模様は、熟練の職人の知識と技術によって意匠されている。
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イラストレーター兼テキスタイルデザイナー。スコットランド出身。CSMにてテキスタイルデザインを学び、雑誌を中心にスタイリストとして活躍。その後スコットランドに戻り、自身の子供たちの為にフェルトワークを始める。世界に一つしかない、リアルかつ温かみのある作品はすぐに評判を得て、ギャラリーや著名人から注目を集める。
Craft & Artisan
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ベルリンを拠点にヨーロッパで活動する舞台振付師のバックグラウンドを持つデザイナーと、靴修理をベルリンで営む革職人が2021年にスタートしたブランド。NOWHOWとは“now”=「今」“how”=「どの様に」を組み合わせた造語で、2人のライフコンセプトである「今どの様にベストを尽くすか」という考えから生まれる。職人の本業である修理という職業経験から、良いものを直しながら長く使っていくという考えや、物との向き合い方を提案すべく、既製の尾錠類をできる限り使わず、性別や年齢を問わず使えるデザインを提案。
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金工家。1981年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学インテリアデザイン専攻を卒業後、愛知県常滑市に3年間住み、ものづくりと出会う。2008年、東京へ戻りデザイン事務所勤務の傍ら、金工を始める。2012年より奈良へ移住し、本格的に制作を開始する。一枚の金属板を火にかけ、叩き、打ち出しながら形成されるかたちは、道具に留まらぬ佇まいの美しさが感じられ、使い込むほどに魅力が増していく。
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クリエイティブ・ディレクター兼デザイナーのナンナ・パースは、ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーでファッションデザインを専攻。Li Edelkoortの有名なトレンドブックを担当し、Louis Vuittonでメンズウェアのファブリック研究開発に携わり、ラグジュアリー市場の中心的サプライヤーであるMantero Setaでクリエイティブ・ディレクターを、Christian Dior Coutureでテキスタイル・アクセサリー部門の責任者を務めた。2018年7月に自身の名を冠したブランドを立ち上げる。
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2020春夏よりデビューした、スタイリストの林道雄が手がけるブランド。洋服も景観の一部という意味を込めて 「PART OF LANDSCAPE」をコンセプトに掲げ、男女問わず、着こなし方にもとらわれないアイテムを展開。
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代々仏師を業としてきた博古堂当主である後藤家。明治維新の頃、時代の流れとともに鎌倉彫りへ移行し、その藝術性の高さから、パリ万博を始めとする各国の博覧会で賞を受賞。文化人、著名人からも評され、明治の初期に現在の鶴岡八幡宮前に店を構える。仏師を始めとする先祖からの伝統的な技とかたちを受け継ぎ、現代にも沿う、博古堂の「かたち」を作り続けている。
Official
Craft & Artisan
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調香師であるリン ハリスが手がける、最新のクリエイションやプロジェクトを表現するフレグランスブランド。ロンドン・メリルボーンにショップ兼工房を構え、世界中から集められた選りすぐりの良質な香りをベースに、素材の特性を用いて、香水やキャンドルを制作。
Official
Stores
Other
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ガラス作家。日本の富山県に工房「流動研究所」を構え、アート作品から普段使いのものまで幅広く制作。「使うことにより、その作品の美しさが完成するものをつくりたい」というコンセプトのもと、繊細な佇まいでありながら、あたたかく、実用性にも優れた作品を作り出している。様々なシーンに自然と馴染むガラス作品は、色の調和を楽しめる薄い中間色が印象的。
Official
Craft & Artisan
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硝子造形家。1989年宮城県生まれ。18歳の時に秋田公立美術工芸短期大学で初めてガラス制作に触れ、伸びやかなガラスの変化に魅了される。2012年に富山ガラス造形研究所造形科を卒業。現在は、秋田市新屋ガラス工房に所属し、作品制作の全工程をひとりで手掛けている。手仕事だからこそ生まれる個性や違いを大切にしたものづくりを行う。代表作にファセットカットの香水瓶、他に酒器やオブジェなどがある。
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1868年トーマス フォックスによって創業。ロンドン郊外のクロイドンを拠点に、最高品質の傘を一本一本熟練の職人の手作業で作り続けている。第二次世界大戦後、空軍パラシュートの残材であったナイロンを傘に利用することによって、より細く軽い傘を開発。今日ではイギリスを代表する老舗傘ブランドとして、世界中の人々から愛されている。
Official
Other
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Pfützeは、ドイツ語で水たまりという意味。北康孝、賀来綾子の2人でデザインから製作までを一貫して行い、身近にある自然物・現象から発想を得てモチーフにしている。金属本来の色彩を楽しんでほしいという観点から宝石等の石を使用せず、K18ゴールド、プラチナ900、シルバー925等の金属のみを素材として使用している。
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イギリス、ノースデボンにある雄大でなだらかな丘の上に工房を構える。ローカルなエリアから広くは国内まで、一期一会の出会いを大切にしながら木の表情を生かした一点ものの家具やオブジェの製作を手作業で行う。
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2000年に設立され、翌年からパリのファッションウィークにてコレクションを発表しているイタリアのブランド。ニットデザイナーのミシェル ベルガモと建築家で写真家のクリスティーナ ザマーニにより生み出されるニットアイテムは、独特の素材選びによるユニークな表情と立体感のあるシルエットが魅力。
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銀座を拠点にするビスポーク・シューズブランド。デザイナーの川口昭司は〈フォスター&サン〉や〈エドワード グリーン〉など、由緒ある英国のビスポークシューメーカーで活躍し、国内外から高く評価されている靴職人。A&Sでは、MARQUESS初の試みとしてレディス型既製靴のセミオーダーを展開。
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フランスのジュエリーブランド。旅先のインドで伝統的な手法を受け継ぐ職人と出逢い、1996年に初のコレクションを発表。色彩豊かな、石そのものの魅力を主役としたデザインで、これまでの宝飾界に革命を起こす。職人の手仕事で丁寧に制作されるジュエリーは、それぞれが唯一無二の個性を持つ。
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ジュエリーデザイナー、メーカー。ヒコ・みずのジュエリーカレッジ(東京)セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)にてジュエリー制作を学び、後に、Marc Monzó(スペイン)、Rosita Bonita(イギリス)に制作アシスタントとして従事。デザイナーのバックグラウンドである、長崎で養殖された真珠を用い手作業で仕上げている。A&Sでは2017SSシーズンから取り扱いをスタート。
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ラーズ・ハリーとアイダ・キムはプロダクト的な衣服を作りたいという思いから2015年にブランドを設立。自らが住むオーストラリアに着想を得て、心から作りたいと思うものだけを展開している。ブランドコンセプトに理解のあるショップに扱ってもらうことを第一に考えており、A&Sでは2016AWのファーストシーズンから&SHOPにて取り扱いしている。
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木工作家。1952年福井市生まれ。1981年長野県松本市に工房PERSONA STUDIOを設立。陶磁器のような普段使いの木の器を作り、それまで家具中心だった木工に、新たな分野を開く。実用の器だけではなく、積み木や薬缶など生活風景をモチーフにした親密性の高い絵画や立体作品も制作。2011年 松本市内にギャラリー「10cm」を開店。
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1962年兵庫県生まれ。1980年京都府立陶工職業訓練校専攻科卒。京都精華大学美術学部でも学び、卒業後、兵庫県養父市にて本格的に陶工をはじめる。2004年に兵庫県北部の朝来市に移住。緑豊かな里山で穴窯を築き、幅広い技法を用いて独自の世界観を表した制作活動を行う。懐石料理に携わっていた経験から、料理を引き立てる深い表情の器を手がけると定評がある。
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クリストフルの創業一族に生まれたソフィー・ブイエ=デュマ。イギリスの磁器メーカー、トーマス・グードのクリエイティブ・ディレクターとして研鑽を積む。エルメス、バーバリー、ポール・スミスなどのオブジェ・デザインなどを担い、2018年にはパリで開催された初のジオ・ポンティ回顧展のキュレーターとして参加。2015年に〈Mira Stella〉のジュエリー コレクションを発表。
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チリ生まれのミゲル・ムニョス・ウィルソンにより発表されているレザーコレクション。マドリードにてファインアートと彫刻を学び、卒業後、彫刻家として活動。その後、ファッションデザインの道に進む。彫刻家としての経験はプロダクトに対してのデザインに影響を及ぼすことになる。オブジェともいえるアイテムの数々は上質な素材を用いて独自の技術で制作され、使うほどに馴染んでいく。
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1924年にパリで創業した老舗グローブブランド。代々引き継がれる家族経営の中でクラフツマンシップを受け継ぎながら、心地よく上質なグローブを生産する。フランス最高峰と言われるほど定評があり、トップメゾンの生産を請け負うなど、 品質の高さは世界中で認められている。
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漆器作家。1946年神奈川県生まれ。1966年武蔵野美術大学を中退後、2年間彫刻家の下で木彫の技術を学ぶ。鎌倉彫を制作していた父の工房で漆の技術を学び、独立後は、使い込むにつれ味わいや美しさが深まる器を目指し、枠にとらわれない豊かな表現方法による制作を行う。国内各地で個展を開催。
Craft & Artisan
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インド、カシミール地方に古くから伝わる伝統技術とモダンなデザインを融合させ、生地やアクセサリー、家具などを手がける。5世代に渡り受け継がれてきた手仕事により、丁寧に時間をかけて仕上げられた繊細で美しいストールは、世界中から高い評価を受けている。
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1959年岡山生まれ。大学卒業後、スキ−の世界から一転して木工の世界へ。長野で木工を学び、木曽に工房を開く。その後故郷である岡山の小さな湾に面した工房に移り、木や漆の作品を製作。2006年には「シェーカー様式に学ぶ」と題した企画展を主催、2013年からは「牛窓クラフト散歩」ディレクターを務め、幅広く活動している。
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オーナー兼デザイナーであるマリー ローズ カハネは、エルサレムの大学で芸術史と心理学を専攻した後、劇場の衣装デザイナーとして活躍。2009年にヴェネツィアへ移住し、「Simplicity(質素・簡素・飾り気のなさ)」をコンセプトに、ムラーノガラスを用いたコレクションを展開。ムラーノ島の職人達の伝統技術と、女性らしい繊細さが融合したプロダクトを製作している。
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1976年福島県生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、株式会社カッシーナ・イクスシーにて勤務。在職中に一年間の育児休暇を取得と同時に渡仏。2012年に同社を退社し、岐阜県立森林文化アカデミーにて木工技術の基礎と日本の森林文化を学ぶ。現在は東京で制作活動を行なっている。
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ラザイとは冬期のインドで使われる、綿の入った柔らかな手縫いのベッドキルトの事。裏使いをも意識したキルトの仕上げやその年齢、性別やサイズにとらわれることのない自由な可能性にインスパイアされ、使い手の暮らしを潤し、永く寄り添っていきたいと思っていただける普遍的なものづくりを目指している。A&Sでは様々なアイテムを不定期で展開。
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デザイナー・Leander Angererによって2018年に設立。父親はアーティスト、母親は陶芸家という両親のもと、ドイツ南部のバーバリアン・アルプスで生まれ育つ。大学ではプロダクトデザインを学び、その後ロンドンのセントラル・セント・マーチンズにて工業デザインの修士課程を修める。ドイツ・バイエリッシュアルペンにアトリエ兼住居を構え、デザイン・開発・生産におけるすべてのプロセスに重点をおきながら、今の時代に寄り添いつつ、オリジナリティを追求しながら、完全ハンドメイド生産だからこそ表現できる独自の信念を貫いた物づくりを行っている。
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イタリアを拠点とする日本人デザイナー、村瀬由香氏によるシューズブランド。ボローニャの老舗Enzo Bonafè社の紳士靴専門工場で作られる「オーセンティックモダン」をテーマにした靴は、ハンドメイドならではの味わいと履き心地の良さを実感できる。
Stores
Fashion
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2009年にマウロ ロレンツィによりイタリアのミラノで創業。彼は自然素材を用いた高品質のプロダクトを手がける〈G. Lorenzi〉の創業者ジョヴァンニ ロレンツィの息子であり、そこで30年以上製造にかかわってきた実績を持つ。角、竹、真珠層など、デリケートかつ貴重な素材を扱う技術に長けた職人たちにより、オリジナリティあふれるプロダクトを製作している。