A&Sでは、Ron AndersonとDavid ReesによるTENTHOUSANDTHINGSの様々な試みをこれまでご紹介してきました。今回のトランクショーでは、サザビーズのプロジェクトで出品されたシャンデリアイアリングをカスタマイズしたものやレアストーンのリングなど、独自のフォルムを持つジュエリーの数々をご覧いただきます。トランクショー開催店の特色に合わせて、ご紹介する品々を変えつつ3店舗を巡回する予定です。
TENTHOUSANDTHINGSの思う「美しいもの」をクリエイトする源は「素材」と「製作技術」であるとDavid Reesは言います。創作において掲げる信条は、石や地金、本来持っている美しさを決して壊さずにジュエリーとしての美しさを表現するということ。「ワクワクするような満足のいく素材を使うと、その価値は永久に薄れることはなく、それは購入した人も同じように感じると願っています。ジュエリーは身に着ける人に「価値」を与えるものであるべきだと考え、自分たちの思う最高の素材を選び、今までに見たことのない独自性のある美しいものに仕上がることを念頭においています。」と彼らは語っています。
PROFILE
Ron Anderson(ロン・アンダーソン)とDavid Rees(デイビッド・リース)が、1991年にNYで立ち上げたジュエリーブランド。ジュエリーは身につける人に「価値」を与えるべきものであるという考えのもと、人の個性が融合することで生まれる独自性のあるジュエリーを手がけている。ARTS&SCIENCEでは長きにわたり展開しており、トランクショーをはじめ各種イベントも行なっている。