落ち着きのある黒と艶。器が放つ独特の光は、制作工程そのものに由来します。素焼きの器に黒化粧を施し、土が焼き締まる直前のごく繊細な状態を見極めながら、漆を練り込んだ土を塗っては磨く。その工程を何度も繰り返すことで、器の表情に奥行きと揺らぎが生まれます。
本展では、手仕事の積層から生まれた作品のなかから、主に花器を中心にご紹介します。また、装花には作家とかねてより親交のある華道家・平間麿理夫氏を迎え、数点の器を実際に用い、その佇まいや趣をご提案いたします。
A&Sが長年温めてきた企画が、ここに実現します。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
- 本展の作品はすべて、展示会場となるA&S青山へご来店いただいた方のみご応募いただける抽選販売とさせていただきます。遠隔での抽選応募、ならびに通信販売は承っておりません。
- 作品のご当選は、お一人さま一点限りとさせていただきます。
- ご不明点や詳細につきましては、A&S青山、またはコンタクトフォームよりお問い合わせください。
PROFILE
陶芸家。1980年生まれ。会社員を経て陶芸を学び、2010年に独立築窯。土中に糊材として混ぜた漆を何層にも塗り重ねた後、焼成と磨きの工程を経て生まれる他にはない「黒」の作品は、強度を兼ね備えながら、深みのある色味と質感、そして形の美しさを合わせ持つ。