The Story
A&Sでは、2010年から3回の展覧会と共にエルンスト ガンペールのアートピースをご紹介してきました。2017年に彼がアニュアル インターナショナル アワード「ロエベ クラフト プライズ」で大賞を受賞し、その翌年にA&Sにて展覧会を開催。その際に来日したエルンストにA&Sのオーナー・ソニア パークが提案した「日常で使えるものを」というキーワードから、試行錯誤の末に完成したのが、今回お披露目する“Utility by Ernst Gamperl for ARTS&SCIENCE”です。エルンストがA&Sのために研究開発した道具としてのコレクションで、アートピースと同様に倒木が用いられています。ひとつひとつの木材が持つ特性を最大限いかし、さらに用途や機能面が考慮されているのが特徴で、アートピースには用いられていない漆加工や口にしても安全なオイルでの仕上げなど、新しい技法も取り入れられています。
“Utility by Ernst Gamperl for ARTS&SCIENCE”は、6月24日(金)にOVER THE COUNTERにてお披露目いたします。全ラインナップと共にアートピースもご覧いただける展覧会を同日より開催いたしますので、ぜひお運びください。
A&Sでは、2010年から3回の展覧会と共にエルンスト ガンペールのアートピースをご紹介してきました。2017年に彼がアニュアル インターナショナル アワード「ロエベ クラフト プライズ」で大賞を受賞し、その翌年にA&Sにて展覧会を開催。その際に来日したエルンストにA&Sのオーナー・ソニア パークが提案した「日常で使えるものを」というキーワードから、試行錯誤の末に完成したのが、今回お披露目する“Utility by Ernst Gamperl for ARTS&SCIENCE”です。エルンストがA&Sのために研究開発した道具としてのコレクションで、アートピースと同様に倒木が用いられています。ひとつひとつの木材が持つ特性を最大限いかし、さらに用途や機能面が考慮されているのが特徴で、アートピースには用いられていない漆加工や口にしても安全なオイルでの仕上げなど、新しい技法も取り入れられています。
“Utility by Ernst Gamperl for ARTS&SCIENCE”は、6月24日(金)にOVER THE COUNTERにてお披露目いたします。全ラインナップと共にアートピースもご覧いただける展覧会を同日より開催いたしますので、ぜひお運びください。
PROFILE
1965年ドイツ・ミュンへン出身。高校卒業後家具職人となる。その後独学でウッドターニングを学び、後にドイツのヒルデスハイムデザイン専門学校に入学しマイスターを修得。様々な理由で倒木となった木をあえて素材に用い、形成し、乾燥が進んだ時に生まれるシェイプの変化を生かす作風は、素材への深い知識と理解、熟練した技術があればこそ。ヴィクトリア&アルバート博物館、ダナー財団などに作品が収蔵されている。2010年よりA&Sで取り扱いを開始。2017年に〈ロエベ クラフト プライズ〉受賞。数年に一度A&Sで企画展を開催している。