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A&S 2026SS – Boar Shrink Leather

自然の中で生きてきた動物の痕跡をそのままに宿す、ジビエレザー。
ARTS&SCIENCEでは、この素材が持つ背景に目を向けながら、ものづくりの可能性を探ってきました。その取り組みから生まれた品々を、3月27日(金)より各店で展開します。

ジビエレザーとは、獣害対策として捕獲された野生動物の皮を活かして作られる革のことです。これまで廃棄されてしまうことも多かった皮を、食肉と同様に副産物として活かそうとする取り組みから生まれました。これらの革には、自然の中で生きてきた証として傷や皺といった個性が残っています。均一ではないその表情は“ワイルドレザー”とも呼ばれ、素材そのものの力強さを感じられるのが特徴です。

 

こうした革を素材として形にしていくには、多くの手間と時間がかかります。例えばイノシシの革は脂肪層が厚く、特に冬の個体は処理が難しいといわれています。原皮に残る脂や肉片を丁寧に取り除いた上で、時間をかけて植物タンニンを浸透させていく必要があります。こうした工程には、一般的な革づくり以上の労力が求められます。

傷や皺が残るイノシシのワイルドレザー
原皮の状態を整えたり、革の鞣しや染色に使われる〈タイコ〉

また、日本では獣害駆除として捕獲された動物の多くが、食肉や素材として十分に活用されていないのが現状です。解体処理まで行われる個体は一部にとどまり、その中で皮革として利用される割合はさらに限られています。

 

ジビエレザーを扱うタンナーでは、猟師から連絡を受けるとオーナー自ら原皮を引き取りに向かうそうです。持ち帰った皮は冷凍状態から自然解凍し、その後ようやく作業に入ります。作業場には獣毛や油の残る原皮が並び、生き物から素材をいただくという現実と真摯に向き合う空間が広がっていました。

A&Sでは、こうしたジビエレザーの取り組みに共感し、その背景とともに素材の魅力をものづくりに反映していきたいと考えています。今シーズンは、まずは気軽に手に取っていただけるよう5種類の小さなアイテムをご用意しました。

 

少しでも多くの方に興味を持っていただくことが、この取り組みを一過性のものではなく、継続していく力になると考えています。ジビエレザーとの出会いは、革という素材を改めて見つめ直す機会になりました。今後も、この取り組みと向き合いながら、ものづくりへと繋げていきたいと思います。

 

取材協力:ALMIGHTY

Simple Pochette SS

Detail
MATERIAL

Boar leather

SIZE

W15cm × H19.5cm, Shoulder 130cm

COLOR

Light brown, Vintage black

PRICE

¥48,400 (¥44,000 excl. tax)

Oval Lantern Bag Mini Mini

Detail
MATERIAL

Boar leather

SIZE

W15cm × H19cm × D12.5cm

COLOR

Vintage black (PHOTO), Light brown

PRICE

¥74,800 (¥68,000 excl. tax)

Mountain Mini Bag

Detail
MATERIAL

Boar leather

SIZE

W20cm × H13cm × D8cm

COLOR

Light brown, Vintage black

PRICE

¥71,500 (¥65,000 excl. tax)

Zipper Pochette S

Detail
MATERIAL

Boar leather

SIZE

W25cm × H18cm, Shoulder 130cm

COLOR

Light brown (PHOTO), Vintage black

PRICE

¥55,000 (¥50,000 excl. tax)

Mountain Pouch

Detail
MATERIAL

Boar leather

SIZE

W13cm × H9cm × D8cm, Strap 17cm

COLOR

Light brown, Vintage black

PRICE

¥61,600 (¥56,000 excl. tax)