A&S 2023SS “High Count Fine Linen”
本企画では、ARTS&SCIENCEのものづくりの根幹となる生地に焦点をあて、その生地を用いたアイテムと共にご紹介します。今回は、奄美大島の伝統的な泥染めと藍泥染めを施した、高密度リネン織物〈ハイカウントファインリネン〉について触れています。
本企画では、ARTS&SCIENCEのものづくりの根幹となる生地に焦点をあて、その生地を用いたアイテムと共にご紹介します。今回は、奄美大島の伝統的な泥染めと藍泥染めを施した、高密度リネン織物〈ハイカウントファインリネン〉について触れています。
ハイカウントファインリネンは、極細番手の上質なリネン糸を用いたオリジナルの高密度織物です。ARTS&SCIENCEの定番的な素材のひとつで、ブランド立ち上がり当初からアップデートを繰り返してきた平織のリネン生地です。
High Count Fine Linen DORO – 100% linen
今シーズンはこの生地に、奄美大島の伝統的な泥染めと藍泥染めを施しています。この地の伝統染織である大島紬を支えてきた技法となる奄美大島の泥染め。その歴史は古く、1300年前にはすでに文化として根付いていたと言われています。バラ科の常緑低木・車輪梅(しゃりんばい)から抽出した染料で染められた生地を、天然の染め場である泥田の中で揉み込み、土壌に多く含まれる鉄分と、車輪梅に含まれるタンニンが化学反応を起こすことで茶褐色に染まっていきます。
藍泥染めは、マメ科の植物から抽出された天然インド藍と、泥染めを掛け合わせた奄美独自の染色技法です。先に藍染めで色を入れ、さらに泥染めを施し色が重ねられていきます。長い時間と人の手が加わって、天然インド藍と泥染めを掛け合わせた深くて美しい黒青紺の色合いに。また、各染料に含まれる天然成分により、防虫効果や消臭作用が期待できます。
産業としてだけではなく、自然の恵みと先人たちの知恵から生まれた奄美大島の泥染め。ARTS&SCIENCEではこの日本が誇る奄美大島でしかできない泥染めを今後も残していきたいと考えています。今シーズン、毎月様々な生地で表現しているキーカラーのひとつ〈マディブラウン〉を、泥染めによる濃淡で表現しました。ぜひ、店頭でご覧ください。
INFORMATION
- BRAND
- A&S
- ITEM
- Lartigue Shirt OOP
- PRICE
- ¥84,700 (¥77,000 excl. tax)
- MATERIAL
- 100% linen (High count fine linen AI-DORO)
- SIZE
- 1, 2, 3
- COLOR
- Medium
- SHOP
INFORMATION
- BRAND
- A&S
- ITEM
- Side Tuck Peplum Blouse
- PRICE
- ¥69,300 (¥63,000 excl. tax)
- MATERIAL
- 100% linen (High count fine linen DORO)
- SIZE
- 1
- COLOR
- Medium (PHOTO), dark
INFORMATION
- BRAND
- A&S
- ITEM
- Side Tuck Gather Skirt
- PRICE
- ¥89,100 (¥81,000 excl. tax)
- MATERIAL
- 100% linen (High count fine linen DORO)
- SIZE
- 1
- COLOR
- Medium, dark (PHOTO)
INFORMATION
- BRAND
- A&S
- ITEM
- Front Tuck Easy Long Pants
- PRICE
- ¥77,000 (¥70,000 excl. tax)
- MATERIAL
- 100% linen (High count fine linen AI-DORO)
- SIZE
- 0, 1
- COLOR
- Dark
- SHOP
- ※ 詳細は取扱店舗、もしくはコンタクトフォームよりお問い合わせください。
- ※ 品切れによりお求めいただけない場合もございますので、ご了承ください。