RECRUIT – スタッフインタビュー Vol.7

（2017年入社　店長／A&S材木座鎌倉）

「2017年にAT THE CORNER（A&Sのギャラリー。2019年クローズ）で開催されたdosaのインスタレーション〈Pink〉に足を運んだのですが、これが私にとって衝撃的な出来事でした。dosaの表現力も素晴らしかったのですが、こんなイベントができるARTS&SCIENCEってどんな会社なのだろう？と。当時アパレルの販売をしていたのですが、同じ事業形態とは思えない会社の在り方に惹かれ、すぐに入社を希望しました。知りたいことが沢山あったんです」

「入社後に配属店舗についてヒアリングがあり、しばらくは色々なお店に立たせてほしいとお願いしました。研修として5店舗を巡るという、新人としては前例のない経験をさせてもらえたのですが、これがとても面白くて。販売員として持つべき視点が店舗ごとに全然違って。この会社で販売員としてステップアップしていきたいと強く思いました」

「ちょうど研修が終わる頃に、新業態となるお店が代官山にできることが決まって。面白そう！と思っていたら運良く声をかけてもらえました。開店作業を進めていくなかで“ここは、シーズンレスの衣類や日用品を通年で紹介するお店。華やかさは求めない。触れる美術館だと思って商品を紹介してほしい”というオーナーの想いに触れ、A&Sにおける店舗表現の基を見たように思いました。オープニングに携わることができたのは大きな経験です」

「代官山店で経験を積むなかで、他店の副店長は？というお話をいただいて。素直に嬉しかったです。実際にそのお店に立ってみると、お客さまへの提案方法が代官山店とは大きく異なることを実感しました。これは研修の時にも感じたことでしたが、改めて自分の得意なことや大切にしていることを深く考える機会になりましたね。そして、“暮らし”にまつわるものを伝えていきたいという思いに至りました。代官山店で働くなかで、このお店の在り方と私自身の考えがマッチしていたことに気づいたんです。最終的に、代官山の副店長の辞令がでてほっとしました（笑）」

「そして、1年前に店長になりました。実際にやってみて実感したのが、業務範囲の幅広さです。お店の運営から表現、そして、自分が手を伸ばせば多種多様な経験ができるのもこの会社ならでは。まだまだ新米店長ですが、今春から材木座店に移ったので、このお店の特性を活かしたイベントや取り組みを提案していきたいです」

「A&Sで働くスタッフは十人十色で、たくさんの刺激をもらっています。入社して今年で8年目になりますが、やはり、お客さまと接する時間が一番楽しいですね。日々、とことんお客さまに寄り添い、コツコツと関係性を積み上げていくような接客を心がけています。私の接客には個性やインパクトはありません。“私”という個性にこだわらず、舞台の黒子のような存在でありたいと思っています。お客さまの気持ちを第一に考え、気持ちよくお買い物ができるようサポートができればと」

「ここは、アパレルでの職務を経験している人にとっても新鮮なことが経験できる会社です。それぞれの部署との距離感も近く、密にコミュニケーションをとりながら物事を進めていく一体感もあります。チームとして寄り添いながら新しいことに挑戦できる場だと思います」