• Rucksack#1 - 側面
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  • Rucksack#1 - 背面
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  • 経年による素材の変化
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  • オリジナルのテンションロック
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  • チェストストラップ
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  • キーテープ
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RACING ATELIER vol.1 From Germany

最先端素材とクラッシックなレザーの相反する要素の組み合わせ。デザイナー本人による、ハンドメイド生産だからこそ表現できる独自性。使うことで生まれる経年変化による味わいを生かすデザイン。そんなプロダクトを手がけるドイツのブランド〈RACING ATELIER〉。

2019AWシーズンより& SHOP AOYAMAで展開をスタートします。デザイナー・Leander Angererが手がけるプロダクトとは。その魅力とは。今回は、前編と後編に分けて同ブランドをご紹介していきます。前編ではブランドの成り立ちから、代表作であるRucksack#1について迫ります。

デザイナーのLeander Angererは、幼少期から兄とともにマウンテンバイクのレースに熱中しつつ、自分たちが自由に使えるアトリエで物づくりをしていました。あるときから彼等の間でアトリエを“RACING ATELIER”と呼ぶようになり、この場所でたくさんのものが生まれました。自らデザインした“Rucksack#1”を制作するブランドとして、LeanderがRACING ATELIERを立ち上げたのが2018年のこと。ドイツ・バイエリッシュアルペンにアトリエ兼住居を構え、デザイン・開発・生産における全てのプロセスに重点をおきながら、丈夫で良質な物づくりをしています。今の時代に寄り添いつつも、流行に左右されることなくオリジナリティを追求し、地産地消の考えに基づいた素材選びをおこなうなど、至るところで独自の信念を貫いています。

デザイナー・Leander Angerer

父親はアーティスト、母親は陶芸家という両親のもと、ドイツ南部のバーバリアン・アルプスで生まれ育ったLeander Angerer。マウンテンバイク、ハイキング、スキーなどのアウトドアに親しみつつ、両親からの影響を受け自ずと物づくりの道へ。大学ではプロダクトデザインを学び、その後ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでは工業デザインの修士課程を経て、より“デザイン”を追求したいと思うように。とりわけセントラル・セント・マーチンズのプロジェクトでは、都会と地方における生活の対比を研究し、プロダクトデザインにおける自らの方向性を見出しました。ドイツに帰国後、スポーツメーカーの商品デザイナーを経て、クライアントにデザイン提供するフリーランスデザイナーとして独立。その後、RACING ATELIERを立ち上げました。

デザイナー・Leander Angerer
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Rucksack #1

製作のきっかけは、自分自身の製品を作りたいという純粋なLeanderの思いから。自分や友人で試作をとことん試し、仕様や素材を追求しつつ徐々に改良を加え洗練されたものに。素材はすべて自分の生活拠点に近いところから選び、Dyneema® Composite Fabric = 通称“キューベンファイバー”と“革”の組み合わせに着地しました。キューベンファイバーは防弾ベストにも使用される強靭で超軽量の素材で、RACING ATELIERが使用するのは地厚でより一層丈夫な仕上がりのもの。そして、もう一つの重要な要素である革は、ベジタブルタンニンを施したカウレザーを採用。パーツによって厚さを変え、身体へのフィット感が調整されています。アルミ素材のテンションロックやコードストッパーも独自に製作しており、細部にまでこだわりが感じられます。

※クリックで拡大できます

INFORMATION

  • TITLE
    RACING ATELIER Launch Event
  • DATE
    2019年8月9日(金) — 8月18日(月) ※デザイナー在店予定日:8/9, 10
  • OPEN
    12:00 — 20:00
  • SHOP
    &SHOP AOYAMA
  • TEL
    03-3499-7605
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