Ai-Dye : 藍染め at A&S DAIKANYAMA

ARTS&SCIENCEで長きに渡り続けている“藍染め”の表現。日本古来の染色技法である藍染めの魅力と、A&S代官山で新しくスタートした取り組みを紹介します。

日本古来の染色技法

藍染めが日本に伝えられたのは5世紀頃のこと。古の時代、青色は藍でしか表現できず、それゆえに希有な色であり一部の特権階級の人のみに許される色でした。
時を経て、庶民に普及しはじめたのが江戸時代に入ってから。当時の暮らしに欠かせない存在となっていた木綿と藍染めの相性が良く、染め重ねることで生地が丈夫になることから生活の中に浸透していきました。そして、虫よけや消臭といった効果もあると言われていたことから、畑仕事のための野良着や手ぬぐい、肌着、座布団、暖簾に至る様々な生活用品が藍で染められました。その後、明治時代後半から化学染料が流入しはじめ、本来の藍染めは衰退していきます。現在では昔ながらの伝統的な手法での藍染めは珍しいものになりつつあります。

天然の素材のみで生まれる独自の青色は、どれひとつとして同じものに仕上がることはなく、身に着けるひとそれぞれの元でさらに豊かな表情になっていきます。A&Sではその藍染めの特性に魅力を感じ、これまで提案してきました。

A&S代官山での新しい取り組み

藍液の主な原料。左から「藍の葉」、藍の葉を乾燥させた「蒅(すくも)」、小麦の表皮「ふすま」。

濃淡豊かな6色からお好みの色を選び、お店に並ぶ白いシャツやブラウスを藍染めできるというA&S代官山ならではの取り組みをスタートしました。1年を通してご利用いただけます。
染色を担うのは、A&Sと馴染みの深い藍染め工房の〈LITMUS〉。彼らが行う灰汁発酵建て(あくはっこうだて)は、藍の葉から作られる“すくも”という染料に、木灰の灰汁(あく)、日本酒や小麦ふすまを加えて発酵させた染め液で染め付ける日本古来の伝統染色技法で、化学薬品は使わずに天然素材のみを使用した、人にも環境にも優しい染色方法です。藍染めは、青色を直接染めつけるのではなく、酸化と還元による反応のプロセスから独自の青色が生み出される染色原理を持ちます。

多くの時間と手仕事によって生み出される“日本の藍色”で染めた、自分好みの1枚を誂えてみてはいかがでしょうか。

藍液の主な原料。左から「藍の葉」、藍の葉を乾燥させた「蒅(すくも)」、小麦の表皮「ふすま」。
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Custom Ai-Dye Order (藍染めバイオーダー)

INFORMATION

  • SHOP
    A&S DAIKANYAMA
  • ITEM
    Simple shirt / Fake shirt / No collar fake shirt / Middle night shirt / Gather blouse / Gather blouse short
  • COLOR
    Pale / Light / Medium / Medium dark / Dark / Super dark
  • PRICE
    お選びいただく染色濃度や、生地により価格は変動しますので、詳しくは代官山店のスタッフまでお問い合わせください。
  • DELIVERY
    オーダーから約2ヶ月
  • NOTE
    お持ち込みによる染め直しは対象外となります。