- Mar 9, 20Event
- Tomoya Arai Exhibition
この度、OVER THE COUNTERにて荒井智哉展を開催します。
漆が施された高台付の栗手彫黒椀と、大胆な刃物痕と刳りからなる灰汁染の鉈彫白木栗椀。本展では、この対象的な二種の椀を軸に、匙やカップ、拭き漆を用いた作品が並びます。「作ることへの意識の在り方に変化が生まれ、全ての工程を楽しむことができた」という作家の言葉からは、作品表現へのさらなる強い思いが感じられます。
より深い魅力を纏った作品の数々をぜひご覧ください。
“気持ちや頭に何一つ
僕の動きを 良いとか悪いとか 言う者が居なくて
只々、心地よく 初めて作った時のように しかし何千と作ったかのように 柔らかく動く
自分を許しただ見守って 好きに歩ませてくれる 母のような存在が 僕の中にあると知り
幼子のように 只々、新鮮に向き合うことが 只々、喜びの中で作るとき
結果を超えて、今が現れる 夢中に佇む、真実の時に
僕は 一秒でも多くそこに在りたい 一片でも多く 一線でも多く
そのやさしい母に身をゆだねたい” — 荒井智哉
- TITLE
- 荒井智哉 展
- DATE
- 2020年3月20日(金)— 3月26日(木) / 12:00 — 20:00
作家在廊予定日:3/20
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- PROFILE
- 荒井智哉/木工作家。1983年大阪生まれ。19歳で上京し、23歳で木を彫りはじめる。その後高知に移住し、現在は四万十の自然豊かな山間で、作物を育てながら制作に勤しむ。荒々しい刀痕を生かした白木のもの、手彫り独特の柔らかい表情の漆のものなど、日常使いの道具を作り続けている。
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